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パチンコ屋で本当にあったひどい話|財布泥棒を捕まえて♪真冬の事件簿・後編

どうも、管理人のテツです。

今回は、

の続きとなります。

最終章です。

まだ前編・中編どちらも読んでいないという方は、ぜひ、

からお読み下さいますようお願いします_(_^_)_

パチンコ屋で巻き込まれた財布の窃盗事件、本当の試練はこれからだった?

それでは、後編の始まりです♪

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寒い~夜だから~!!の巻

無事に財布も発見され、ジイさんが犯人だと警察からのお墨付きも貰い、私は少し安心していた。あのジイさんが犯人で間違いないと確固たる自信はあったが、あそこまで堂々と否定されるとやはり少しばかり不安でもあったのだ。

時は過ぎ、間もなく店も閉店の時間。知り合いと飯を食いに行ってデータを採るだけのはずが、随分な目に遭った。さすがに私も知り合いもかなり疲れていたが、これで終わり。財布は見つかり、犯人はじいさん、これにて一件落着、そう思っていた私の考えは甘かった……。

私たちは店の裏手にある駐車場で初老の警官と話していた。店が閉店時間になってしまったからではあるのだが、それだけではない。これから刑事が来て、現場検証をするとのこと。

しばらくすると、刑事がやってきた。

7人も!

随分と大事になってきた気がする。店の中では刑事がジイさんの取り調べと、現場検証をしているようだ。初老の警官からそのように説明された。

もう外で待たされてから1時間以上はたったであろうか。まさか外に長時間いることなど想定していなかった私の格好は上下ジャージ。それも春先に着るような薄手の生地。

かなり寒い。

マジで寒い。

気がつけば空から舞い落ちる白い粉雪。粉雪と言えばレミオロメン、私の世代だとCURIOも有名・・知らないか。

そんな粉雪が舞い散る寒空の下、私たちはひたすらに待たされた。待っている間は、初老の警官と、

「パトカーっていつでもピカピカですよね」

「毎日きれいに洗車しないと怒られちゃうんだよ」

「大変なんすね~」

暇だったのだ。

そんな他愛のない会話をして暇を潰していると、やがて私たちの元に刑事がやってきた。私は刑事に連れられて、店内で打っていた海、外の財布が投げ捨てられた場所といった感じで現場検証に立ち会った。打っているところを再現して写真に撮られたりと、テレビドラマで見るような光景だ。一通り終わり、時計の針は既に12時を回っている。

気がついたら次の日である。

それでも今度こそ解放される、そう思ったがまだ終わらない。

幾人かの刑事がやってきてこう言った、

「これからジイさんを警察署に連行するから、君たちもついてきて」

今度の舞台は警察署である。

店まで乗ってきた車で刑事の車の後をついていき、警察署に到着すると刑事課のある2階に。ちなみに刑事の車は国産のスポーツカーだった。一応ナンバーと車種は覚えておこう(笑)。

案内されたのは取調室である。自慢じゃないがこう見えて私は、一回も警察のお世話になったことはない(普通)。

いや、1回ノーヘルで切符切られたか‥‥。

とにかく、取調室は初体験である。普段テレビドラマで見る取調室と違い、実際見る取調室はボロかった。部屋の真ん中に向かい合って座れるように机があるのは同じだが、よく見ると壁には血痕?のような跡もあり、実物はあんなにきれいではなかった。

取り調べが始まる。

取り調べと言っても、私たちは容疑者ではないので刑事の接し方は大変優しいものだった。軽く冗談も交えながら、今回のあらましを聞かれ調書を作成。指紋・口腔内のDNAの採取(許可を求められて了承した)。そんな流れだった。

途中、私たちの取り調べを担当していた刑事の先輩と思われる人がやってきて、今回の事件について説明してくれた。

なんと、ジイさんを逮捕することは出来ないと!?

今回の件が立件できない理由はこうだった。

「まず、君がパチンコを遊戯中に財布を椅子の下に落としてしまい、それをあのジイさんが後ろからそっと近づき、足を延ばして盗ったのは間違いない」

パチンコ店では見せられないと言われた監視カメラの映像を、プリントアウトした物を見せられながらそう説明された。

「ただ画像が不鮮明で、ほぼ間違いないんだけど証拠にするには不十分なんだよ」

確かに見せられた監視カメラの映像はかなり不鮮明で、シルエットからはあのジイさんに間違いはないのだが、映像から顔を識別することは困難だった。

さらに刑事はこう続けた、

「仮に財布を拾って盗む気だったとしても、そのまま家に持ち帰ってはじめて罪になるんだよ。それまでは交番に届けるつもりだったとか言い逃れできるから」

それは知らなかった。

「自供が得られれば別なんだけど、あのじいさん前科持ちの窃盗常習者だから。法律よくわかってて何もしゃべんないしさ」

どうりで……あのジイさんがこんな状況でも、まったく動じなかったのに納得した。

刑事の話では、パチンコ屋にはそういう前科持ちで、今回のように悪いこと考えてる奴が結構いるから気を付けるようにとのこと…これからは気を付けます。

「財布からじいさんの指紋でも出れば少しは違うんだけど、まあ無理だと思うから」

詳しく説明すると、テレビドラマなんかでよく見る科捜研とかの指紋採取。これが、ドラマみたいには全然採取出来ないらしい。ガラス窓みたいに、表面がツルツルでないとまず無理だと。ましてや冬場で乾燥している、さらには年寄りだから手に油もない。そうなると、まず指紋が出てくることは無いとのことだった。

「まあその代わり、あのじいさんはこの後もみっちり取り調べして嫌がらせしとくから(笑)。あと店も出禁になったから、それで勘弁してな」

わざわざ有難うございます。

この事件以来、警察を見ると心の中で、

「お仕事ご苦労様です。頑張ってください!」

警察に対するイメージがすこぶる良くなった(笑)。

お金は検査のため一時的に預けることになったが、やっと財布も戻ってきて取り調べも終わった。外に出ると、時間は朝の5時。

長い1日だった。

ジイさんを捕獲してもらい、こんな時間まで付き合わせた知り合いには感謝しかない。彼女との同棲の為に、もうすぐこの地を離れることになっていた知り合い。後日、旅立ちの選別とこの時のお礼もかねて、前から欲しがっていたウォークマンをプレゼントした。

無くなっていたかもしれない財布のことを考えれば安いものである。

ちなみにその知り合い、3か月後には出戻ってきたのはここだけの話である。

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