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”CR天龍インフィニティ”でパチンコ業界に一石を投じ、パチンコ本来の”玉の動き”に重きを置いた機種の面白さを、我々ユーザーに再確認させたマルホン。
そのマルホンから、”インフィニティ”シリーズ第2弾!P鳳凰∞(インフィニティ)が登場!
とりあえずPVをどうぞ↓
P鳳凰∞(インフィニティ) PV
感想
またマルホンが意欲的な台を出してきましたね。気になるゲーム性もろもろについて見ていきましょう。
ゲーム性
本機はまず盤面中央にある巨大デジタルにて1/312の大当たりを目指すものとなっています。そこで74%の振り分けを取れれば晴れて継続率86%の∞ゲーム突入。
流れ自体は”デジタルで当たって、RUSHに突入するかどうか!?”という分かりやすいものです。
そして、本機いちばんの特徴ともいえるのが出玉のカギを握る”∞ゲーム”。
デジタルにて連チャンの合否が決定されるのが80%、そしてそれに漏れても終わりではない。そこからが本機最大の魅力ともいえる”3穴クルーン”の出番!ここで当たり穴に入れば再び∞ゲームに突入。そしてもちろんガチ抽選。内部的に決まっていて、ハズレ穴ないし当たり穴がふさがったりしている、なんてことはなく、ガチ。
このガチ抽選の3穴クルーンで当たる確率がメーカー公表値だと30%に設定されていて、それを踏まえての継続率86%とのこと。
これが、台のクセなりネカセなりで当たる確率が40%だったりすると継続率が88%になってしまったりするので、『あの台はよく連チャンするんだよ!』なんて常連の間でまことしやかに噂されるなんていうオカルトが、実際に個体差によって起こりうるかもしれませんね。
3穴クルーン
この連チャンの一部の見せ方に”3穴クルーン”を持ってくるというのはありですね。ドツキなどの迷惑なゴトまがいのリスクもありますが、P機の一番の課題”間延び(時間稼ぎ)の見せ方”としては最高なんじゃないでしょうか?実際問題、もしこれがただの液晶機だったとして、『80%の抽選に漏れてもラストチャンス!!1/3で復活!!』みたいなものなので、その見せかたとして最後に1分ほどの液晶演出を見せられるのと、クルーンの行方を見守るのと、内容的には同じなんですが、個人的にはクルーンの方が熱く見ていられる気がします。
まとめ
最近いろいろと意欲的な台を世に送り出しているマルホンの魅力的な最新機種P鳳凰∞(インフィニティ)ですが、気になる点もあります。それは、1/312の現行MAXの初当たり確率ながら、そのうち26%が2R=300個のみという点。実際得られる出玉は200個強でしょうか?これ中々の絶望ですよね(笑
過去、慶次斬なんかのMAX機ですと、初当たり確率1/399でその当たりの20%は出玉0のいわゆる”突通(突カス)”だったわけですが、それでもすさまじい人気でした。なんですが、現在パチ屋に残っている客層はそこまで荒波なスペックに適応できるのかって心配はあるかなと(管理人なんかもすっかりひよってしまい、『ミドル(1/319)だと重いからライトミドルか甘打とう』なんて日も多々ありますし)。
スペック的には万人受けするタイプのものではないと思いますが、過去のMAX機が好きだったような層には受けそうですし、どういった評価になるか気になるところです。
個人的には、ライトミドルスペックとか出たらいいなぁ~(願望)。