ぱち・スロ系雑記

換金は合法!?パチンコ業界のグレーゾーンについて大きな動き

どうも、管理人のテツです。

今年1年はパチンコ業界にとっては激動の1年となりました(まだ11月なんで、何があるか分かりませんが・・)。

スロットはAT機が規制され、来年には5.9号機が登場。【詳しくは当サイトの該当記事『北斗修羅・まどかマギカ2・・・期待の新台はイマイチ!?このまま5.9号機に突入して大丈夫なのか?』をどうぞ♪】

パチンコに関しても、釘問題(検定時と異なる釘の状態で販売された可能性がある遊技機)の撤去問題 【詳しくは楽太郎さんのブログ内の記事『パチンコ機&スロット機それぞれの撤去問題について-全日遊連からの通知書面』辺りを読んで頂ければと】

さらには、広告規制の強化によるライター等来店イベントの禁止(当初東京都だけだったが、群馬県でも強化される模様。個人的には余り困らないけど)【広告規制について詳しくは『広告規制がさらに強化される('Д')!?ライター来店イベント禁止か?』をどうぞ♪】

ついでにタバコ問題。【『パチンコ店も全面禁煙か!?管理人の私見』で言及したのだが、今現在は全日遊連が「ちょっと待ってよ」と厚労省に意見書を提出している模様】

とにかく!パチンコ業界にとっては何一つプラス材料が無い、お寒い1年だったわけですが、ここに来て少し?プラス材料になる出来事がありました。

        

それってタブーですか?

まずは、先日テレビ東京の番組『それってタブーですか?』の中で、パチンコ業界のグレーゾーンに言及していたので少し紹介したいと思います。

この番組はテレビ東京の特番で、司会は田原総一朗とSHELLEY。テレ東の若手記者が様々な業界でタブーとされている部分を直撃取材するというもの。不動産・ソープランド・パチンコの3業種のタブーに切り込むといった内容でした。ひと昔前はバンバン新機種のCMが流れたり、とんねるずの番組でパチンコ対決したり(マンションを買った人とか子供心にすげ~って思いましたね)と色々と目にすることがあったのに、昨今地上波ではテレ東のドル箱くらいでしか見かけなくなったのを考えれば、こんなに大々的にパチンコを取り上げるのはかなり珍しいと言えます。

パチスロブログをやっている身としては、やはり気になるのはパチンコについて。タブーについてとは、ズバリどの程度踏み込んでいるのか気になる所でした。

いざ視聴してみると、番組内でパチンコについての部分は10分~15分といったところでしたが、ガッツリとタブーについて切り込んでいました。

三店方式

問題の番組内容ですが冒頭は、へそに玉が入って、液晶で図柄が揃い、アタッカーが開くので玉を入れるとたくさんの出玉が得られます、といった様なパチンコユーザーからすれば物凄く当たり前の事を説明。

この後からだんだんと切り込んでいきます。

まず手始めに、カウンターにて交換される特殊景品、そこから店の外にある景品交換所について。

この世間一般で言われるグレーな換金、三店方式について詳しく言及。

santen

パチンコ店、景品交換所、景品卸問屋 この3店で特殊景品を回しているのが現在の3店方式。

パチンコ店→景品交換所→景品卸問屋→パチンコ店→ この流れで特殊景品は動いています。景品卸問屋の存在なんかは意外に知らない方も多いんじゃないでしょうか?

とにかく、パチンコ店で特殊景品に交換した客が、たまたま近くに特殊景品を専門に買い取っている古物商こと景品交換所に買い取ってもらっている、買い取った特殊景品を景品卸問屋が回収し、景品卸問屋からパチンコ店に卸される、これら3店はそれぞれ別々の法人となっており因果関係は無くそれぞれが勝手に行っている、という論法で成り立っている換金システムな訳ですが、これがパチンコ業界がグレーと言われる所以ですね。

この辺りの説明を地上波で放送するとは、なかなか頑張ったな~と思ってい見ていたのですが、本当に切り込むのはここからでした!

まずは日本遊技関連事業協会 会長に突撃!

kaichou

3店方式について質問。

これだけでも「切り込んだな~」と思っていたのですが、さらに!?

警察庁長官に3店方式について違法性が無いかの質問!

choukan

日遊連に関しては今まで通りのスタンス。それぞれが別法人であり、お互いに関係性が無いという論法。パチンコ店が提供した特殊景品を客がどうしようが全く関係ない、むしろ風営法上において関与出来ないという説明。

警察庁長官は風営法で認められた範囲内の営業に関しては賭博罪にあたらないと明言(あくまでも規制を守って営業している限り)。

切り込むとはいえ、どちらにも取材許可、また質問内容を相手方に予め確認しての事。ましてや放送するに至っては、勿論その内容の是非についても許可を得ていると推察されるわけで、よくOKが出たなと思いました。

そんな事を思っていた矢先、パチンコ業界にとって大きな動きがありました。

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パチンコ店と3店方式に対する政府見解

簡単に説明すると、緒方議員が「政府は景品交換所で景品を換金している事を知ってるの?」「パチンコ屋って違法じゃないの?」といった質問を政府にしました(他にもよく話題に上がる『射幸心』の定義についてなども質問しているので、気になる方は読んでみて下さい)。

これに対して政府は「交換しているのは知ってるよ」「風営法でしっかり規制しているからパチンコ店は合法だよ」と断言したわけです。

政府見解としてはパチンコ店、つまりは3店方式について合法であるとしたわけです。またその為の風営法による規制であると。

これはかなり大きいと思います。今まではグレーだったものが、政府から白であるというお墨付きをもらったわけですから。

管理人の私見

こうなると、これまで認められていなかったパチンコ店の上場も認められる可能性が出てきました(今までは3店方式による換金などが理由に退けられてきた。一部上場している企業もあるが、基本的にはパチンコ店としての上場は認められていない)。

冒頭から述べた一連の様々な規制、そして政府見解。こうなると、この政府見解を出すための規制だったのかとさえ思えてきます(要は合法であるとするための地ならしだったのではないかと・・・勝手な憶測ですが)。

まあこれで万事全てが解決、パチンコ業界も安泰、と言うわけには行かないのは当たり前ですが、少なくとも久しぶりのプラス材料ではありますね。

ただこれらの一連の流れはパチンコ店の未来の為と言うより、IRに関連して大手パチンコ店の上場を促すといった側面もあったりするのかなと邪推してみたり・・・。【IRに関しては『アメリカでもスロット離れが進んでいるらしい』の中で軽く触れているので気になる方はどうぞ♪】

何はともあれ、いちスロッター・いちパチンカー・末端スロ・パチブロガーとしては、久しぶりの明るいニュースを素直に喜びたいと思います。

今回はちょっと小難しい話になりましたが、個人的には「最近近所のホールが軒並み出ていないから打ちに行けん」「新機種もパッとしなくてツマらん」このいかんともしがたい状況・・・これを機に来年辺り少しは規制をゆるめちゃくれね~かなと、ただそれだけなんですがね。一般的なユーザーはみんなそうだと思いますがどうですかね?

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