の続きになります。
私が記録を推奨する項目
- その日の収支
- 稼働した日の年月日・曜日・天気
- 機種ごとの稼働時間・収支
- 打った機種名・台番・打ち始めたゲーム数・ボーナス回数・確率
- 店の大まかな状況(機種構成、時間帯ごとの客層の変化・人数など)
- 店が何かしらのイベントだった場合は、そのイベントの告知文面
- イベント時に出ていた機種の種類・台番・設置場所、告知機種があった場合はその状況
これらの内、5~7を説明していきたいと思います。
5.『店の大まかな状況(機種構成、時間帯ごとの客層の変化・人数など)』について
店の大まかな状況について記録する場合、どういった事を記録するのかを説明したいと思います。
機種構成について
パチンコ店には老若男女、様々な人達が客としてやってきます。
またその肩書も人それぞれです。
それぞれの店はそれぞれの客層にあった営業をしていきます。
具体的には機種構成・設定配分といったものです。
特に機種構成にはその店の意思(どの客層に向けて営業しているのか)が反映されます。
平日のメイン客層が仕事帰りのサラリーマンなら沖ドキ・GODなど夕方からの一発勝負に適した台。
朝から定年退職したじいちゃん・ばあちゃんが多く来る店ならジャグラー・ハナハナなどの完全告知の台。
秋葉原なら魔法少女まどかマギカなどのアニメタイアップの台。
このようにメインターゲットの客層によって店が力を入れる機種も変わっていきます。
ただ、力を入れるといっても常に甘い設定配分で営業しているわけではありません。
メインの客層に向けた機種であるということは、利益を上げやすい機種でもあるからです。
しかしメインの客層からぶっこ抜き続ければ、結果店の客がいなくなってしまうので、そこは店もうまくアメとムチを使い分けます。
そこに付け入るスキ(高設定を打てるチャンス)があるということです。
あなたの店の機種構成・客層はどうですか?
きちんと調査して、攻めるべき機種を見極めましょう♪
時間帯ごとの客層の変化・人数について
あなたの通っている店は朝から晩まで一日中満席ですか?
余程の繁盛店でもそんなことは中々無いと思います。
項目2では客が多い日・少ない日は客層によって変化すると言いましたが、これは開店から閉店までの一日の中でも変化します。
客が入れ替わる時間帯が分かっていれば、途中からおいしい台にありつけるかもしれません!
管理人の経験上、多くの店に当てはまるパターンを紹介したいと思います。
- 12時ごろ(昼食を食べるために帰る人もいます)
- 15時ごろ(主婦が子供の下校時間にあわせて帰ります)
- 20時ごろ(このあたりから客が減っていきます)
- 特に日曜の20時ごろ(日曜は次の日から仕事のため平日よりも客が多く帰っていきます)
比較的どの店にも当てはまりやすいパターンを紹介しましたが、これは地域によって変わってくると思います。
店ごとの客足の変化にも着目して立ち回ることが出来れば、タイミングよくおいしい台に巡り合うチャンスも上がるはずです。
6.『店が何かしらのイベントだった場合は、そのイベントの告知文面』 7.『イベント時に出ていた機種の種類・台番・設置場所、告知機種があった場合はその状況』について
昔ほどではないにしろ、今も様々な店舗でイベントが開催されています。
やはりスロットで勝ちを目指すならイベントは見過ごせません。
では、ただイベントに参戦するだけで勝てるのか?
答えはもちろん否です。
イベントとは、店が善意で客に出玉で奉仕する!そんなわけではもちろんありません。
あくまでも集客方法のひとつとして有効なので開催しているのです。
それを踏まえたうえで
- イベントの告知文面(メール・LINE・Twitter・店内POPなど)
- イベント対象機種名、または全体イベントなら特に出ていた機種名
- 出ていた機種の店での位置(正面入り口前など)
- その機種の種類(Aタイプ、A+ARTなど)
- その機種の中で出ていた台の台番・設置場所(左角2など)
このようなデータを記録することをお勧めします。
それでは、それぞれのデータを記録することの意義、活用方法を説明したいと思います。
1.告知文面
今は射幸心を煽るような文面(設定6大量投入など)は全国的に禁止されています。
ですが、これには地域差があり全くダメだというところもあれば、そんなこと言っていいの?と心配になるほど大胆な告知をするところもあります。
全く告知がない→イベントをやっていないのではそもそもしょうがないですが、大抵の店は何かしらのイベントを行っているところが多いはずです。
それには客側がイベントだと認識する何らかの告知があるはずなので、それを一字一句逃さず記録してください。
メールなどでイベント告知の文面を考える人は、そのイベントの設定配分を考えている人の可能性が高いです。
ですから、その文面には店側の意図が反映されています。
その意図を読み解いて、立ち回りに生かそうということです。
©KITA DENSHI
例えばジャグラーのイベントでメールが送られてきたとします。
ある日は
本日ジャグラーいつもより多くGOGOランプがペカります
といった告知で、結果全体的にいつもより平均設定は高いが突出したいかにも6という台は少なかったとします。
また違うある日では、
本日ジャグラーRBに大注目!
といった告知で、結果かなりのメリハリで6といえるような台も多数あったとします。
どちらもジャグラーのイベント告知ですが、攻めるべきは後者だとわかるはずです。
もしまた次の機会にジャグラーのイベントがあった場合こういった告知文面と結果を記録しておけば、どの告知文面なら攻めるに値するのかが前もってわかる可能性が上がります。
2.機種名
これは、特定機種のイベント時は記録する過程でもちろんしているはずなので問題ないのですが、必要なのは全体イベント時です。
全体イベントといっても、本当に全機種まんべんなく出ていることは稀です。
例えば、店側がメインにしている機種だったり、これから育てていきたい機種を特別扱いしたりします。
イベント時に出す台の傾向は店によって千差万別です。
ですから、そのイベントで出ていた機種が店にとってどういった位置づけの機種なのかを知るためにも、出ていた機種名は記録しておきましょう。
3.出ていた機種の店での位置
店は台を設置する場所を適当に決めているわけではありません。
またアイウエオ順になんてこともありません。
基本的には客の導線を意識しています。
これは、スーパーマーケットなら入り口から入って、まず野菜、次に魚、肉、お惣菜ときて、最後に冷凍食品など客が見て回りやすいように配置していくのと同じ考え方です。
パチンコ店も同じで、話題の新機種であれば入り口から入ってすぐの目立つ位置に設置したり、ジャグラーなどの固定客が付いている機種なら店の奥に設置したりと、設置場所には店の意図があります。
また新台入れ替え以外でもこれから盛り上げたい機種・見限った機種があったりすると設置場所を変えてきたりします。
店がその機種をその場所に設置するのにはそれなりの意図があるということです。
つまり出ていた機種が店のどの位置に設置されていたのかを記録することにより、機種が変わってもその店がイベント時に出しやすい機種が設置されている場所を絞り込める可能性があるということです。
4.その機種の種類(Aタイプ、A+ARTなど)
これは、店によってはAタイプのイベント時は全く出ていない、逆にA+ARTのイベント時は必ず一台は見せ台があるなど、機種のタイプによって傾向が変わる店もあるからです。
5.その機種の中で出ていた台の台番・設置場所(左角2など)
出ていた機種の台番を記録いておくことも重要なのですが、台番を設置場所と関連付けて記録する方が重要だったりします。
ただ台番だけ記録しても、実際の店での設置位置がイメージしづらいからです。
では、どのようにデータを活用していくのか?
何回か同じイベントのデータ集めてみたところ、その機種は一島20台向かい合わせで10台ずつの設置だが、イベント時には入り口側の列に多く高設定が入っている。
こうなれば、攻めるのは最初から入り口側の10台ということになります。
その機種は一島20台向かい合わせで10台ずつの設置で、一見まんべんなく高設定が入っているように見えるが、必ず毎回角から3番目の台のどれかは出ている。
ここまで来たら、取り敢えずどこかの角3の台を死守したいですよね♪
このように、出ている位置から見えてくるものもあるので、記録するときは台番と一緒に設置位置も記録しましょう。
まどめ
全部で7つの記録するべき項目について書いてきましたが、今までこういったデータを取ったことがない人には大変な作業でしょう。ですが、慣れてしまえば大したことないです。('◇')ゞ
人によって項目の多少の違いはあると思いますが、勝っている人はこれらのような記録することをルーティンワークにしています(基本的な考え方としては、『その日の自分の行動を記録する』です)。
最初は大変だと思いますが頑張ってください(提示した全てを記録せずともいいので、必ず稼働したら何かしら記録するクセを付けるのが大切)。
このようなデータを集めていっても初心者の方はすぐには完璧に生かすことが出来ないかもしれませんが、
スロットで勝つためにはとにかくデータを集め分析することです!
稼働
↓
稼働中の様々なデータ採取
↓
採取したデータの整理
↓
整理したデータを元に攻め方を考察
↓
稼働
とにかくこの繰り返しです。
ここまで来れば自ずと初心者卒業です。
次からは
になります。