どうも、管理人のテツです。
本日はパチンコ店内での「残高の残ったカード・コイン」等の窃盗被害に対する注意喚起とその対策・心構えや、管理人の実体験について話していきたいと思います。
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注意喚起
業界関係の真面目な話を知りたい人にはお馴染みの『パチンコ屋の裏話 現役店長がこっそり更新』さんにて、「残高の残ったカード・コインの窃盗」について言及している記事がアップされていました。件の記事はホールで働いている方からの質問「自店にて起こった事例に対する対処方」についてのお話なのですが、ユーザーにとっても為になる記事ですので、是非一読してもらいたいと思います。
さて、大半の人は上記リンク先の記事内で紹介されている事例「演出に没頭しているうちに、返却ボタンを押してコインが抜き取られる」を読んでも、「熱くなり過ぎでしょ!」「いやいや普通気が付くだろ!」と考えるのではと思います。
まぁ大抵の人はもちろんそんな被害に遭ったことが無く、そういう人たちからすれば被害に遭った人たちというのは「危機管理がなっていない」となるのも仕方が無いかとも思います。
ですが、ここではっきり言っておきます「他人事じゃないよ!」と。
「自分は常に注意しているから絶対ないね!」という人こそ、逆に気を付けて欲しいです。
人間の注意力とは決して持続しない、人間とは失敗するものであるということを前提にして対策するべきなんです。
注意がそれる瞬間
例えば今回楽太郎さんのサイトにて例に挙がった抜き取りについて。この例では演出にのめり込んでそのすきにという犯行でしたが、演出以外でも注意がそれる瞬間はいくらでもあります。
例を挙げるなら「コーヒーレディに話しかけられて」「店員に話しかけられて」この瞬間台から目を離してしまいますよね?
まぁそれでもこのようなケースだったら、「いやいや、そんな怪しい行動とる奴が横にいたら、話かけてきたコーヒーレディなり店員なりが気が付くでしょ」と考えるでしょう。
ですがもし話かけてきたのが、窃盗を行おうとしている輩とグルだったら?これは防げないかもしれません。そうそうあるとも思えませんが、絶対無いとも言い切れないのも事実。もしくは話しかけてきた人がグルではなくとも、そもそも気が付いてくれないことだって十分あり得ます。
対策法としては、持ち球遊技になったら必ずカード・コインを抜き取っておく。現金投資中なら、今回この記事を読んだ方が頭の片隅に今回紹介した事例を「万が一」として記憶しておくだけでも全然違うのではと思います。
他にもこういった第3者が要因となって注意を外されるといった事例以外にも、不意に散漫になってしまう可能性もあります。
管理人の実体験
序盤でも言いましたが、人間の注意力とは決して持続しない、人間とは失敗するものであるということ。
ここでは管理人が陥った事例、やらかしそうになったパターンについて紹介したいと思います。
それは複数の事柄が重なった場合です。
いつもと違うと
今は長財布なのですが、かつて普通サイズの財布を使用していた頃は、基本的に財布はポケットに入れて遊技していました。ちなみに後ろポケットです。左は車と家の鍵、右は携帯で、財布は後ろにというのが定番だったんですね。
ですが、ある時めずらしく後ろポケットの無いズボン(最近はパンツといった方がいいのかな?)を履いていたんです。そうなると定位置に財布をしまう事が出来ず、パチンコ台の下皿に置くことに。それでも普段と違うわけですから注意していましたし、途中までは問題ありませんでした。問題が起こったのはある一言がきっかけでした……。
「良い台空いたよ!!はやく!!!」
この知り合いの一言で、管理人の頭の中は「ヤバい!はやく確保しないと!!」と現金な思考に支配されてしまったのです(アホです)。また、普段は財布が後ろポケットに入っているのが当たり前なのも影響したかもしれません。
結局財布の存在をすっかり失念した管理人は、下皿に財布を置きっぱなしのまま、知り合いに教えてもらった台を確保して打ち始めるのでした(アホです)。ぶっちゃけ、ものの30秒ほどで気が付き事なきを得たのですが、危なかったなぁ~と。
この事例は、普段と違う状態(財布を入れるポケットが無かった)+急かされた(良台に目がくらんだ)の合わせ技で財布の存在がぶっ飛んでしまったという話。
不意の出来事に
もう一つのパターンは、比較的最近の話。
現在管理人は長財布(チャックで閉める奴)を使用しているので、昔のようにポケットには入れておけません(分厚いからね)。そんなわけで、財布の置き場所は台の上だったり、下皿だったり、まぁ色々です。それなりに大きいのと、先ほどの事例とは違い普段から身に着けていないのが普通なので、逆にといいますか常に財布の位置が頭の片隅にある状態となっています。また、扱いも一種ルーティンとなっていますね。座ったらここに財布を置く→席を立つときは財布を持つといった感じで。
ですが、不意の要因とルーティンが仇となったことがあります。
スロット遊技中にトイレに行きたくなり席を立ちます。もちろん財布を携帯して(席を立つときはほぼ無意識で財布に手が伸びます)。→トイレから帰ってきました。いつものように台の上に財布を置きます(この流れも一連となっています)。→座って遊技を再開しようとします(いつも通りです)。→座ろうとした瞬間に大事な電話が!!(ここで意識が電話へと)→急いで外にダッシュ!(財布っっっ!)
アホみたいな話ですが実際に管理人がやらかした事例です。幸い財布は無事でしたが(汗)。
この失敗の原因は、ほぼ無意識で行っているような行動・ルーティンの流れの中に不意に大事な電話というイレギュラーが割り込んだことが原因だと考えられます。
あとがき
これらの実体験は確かに管理人の不注意・間抜けさが招いた事例です。ですが、何度もいいますが人間の注意力とは決して持続しない、人間とは失敗するものであるということ今一度心に刻んでほしいのです。
絶対は失敗しない人なんていないというのは、世の中の様々なヒューマンエラーから引き起こされる事件・事故が証明していると思います。他にも、よくある海外のドッキリ映像なんかの一つで、「道を尋ねた人が途中で入れ替わっても気が付かない」という映像を見たことありませんかね?人間の注意力なんてそんなもんです。
ですから、失敗するかもしれないという事を前提に対策をする、失敗するかもしれないという可能性を頭の片隅に置いておくというのが大事。
まぁこういった注意喚起は、「パチ屋は危ないよ」といっているようでそれも悲しい話なんですが、現状少なくともその辺の飲食店やら映画館やら、まあ何でもいいですけどそういう人の集まる場所の中では断トツで被害に遭いやすいのも事実でしょうし、こういうのをしつこく言い続けて、結果防犯意識が高まり、「パチ屋にいる人は、皆が警戒しているから悪いことは出来ない」となるのが一番なんでしょうけどね。
ちなみに余談ですが、こういった窃盗事件に巻き込まれるとかなりめんどくさいです。ビックリするくらい時間もかかります。これだけ偉そうに注意喚起をした管理人が、窃盗事件に巻き込まれて警察のお世話になった話に興味がある方はこちらをどうぞ(宣伝ですw)。