この章では初心者講座の名のとおり、スロット初心者を対象に話を進めていきたいと思います。
初心者といっても、メダルの借り方・景品の交換方法なんていったホントの初心者はこんなサイトにたどり着いていないと思うので、あくまでも普通に打って普通に負けてます!なんて人が対象ですのであしからず。
それではさっそく本題ですが、スロットで勝つ方法は極論
- 機械割が100%を超える台を打つ
- 機械割が100%を超える区間だけをピンポイントで打つ
この二つです。
前者が設定狙いで、後者がハイエナ(ゲーム数・天井狙い)です。
少しでも機械割が高い台を多く回すことが、たくさん勝つことに繋がっていくわけです。
スロットとは出玉・演出と様々なことが、プログラムされた確率で毎ゲーム抽選され、結果出たり出なかったりするわけです。
その結果を%で表したものが機械割です。
しかし初心者の方はこの機械割についてきちんと理解していない人が多いのでここで説明したいと思います。
機械割とは
機械割とは、雑誌の記事紹介や解析ブログに
設定 | ボーナス確率 | 機械割 |
1 | 1/160 | 96.2% |
2 | 1/150 | 98.4% |
3 | 1/140 | 99.2% |
4 | 1/130 | 103.2% |
5 | 1/125 | 105.4% |
6 | 1/120 | 110.2% |
こんな感じの表で記載されています。
機械割の部分がPAYOUTになっているものもあります。
まずスロットには台ごとに店側が決めることが出来る設定があります。
この設定というのは大抵の場合1~6まで6段階で変更できるものが多いです。
中には1・2・5・6の4段階、または1・4・6・Hといった数字以外のものもあります。
過去には1・6の2段階設定もありました。
基本的には
数字が大きくなるほど良い設定
↓
機械割が高い
↓
出玉を得やすい
という考え方になります。
ちなみに現在店側が営業中に台ごとの設定を変更することは禁止されているので、開店から閉店までの1日は台の設定は変わりません。
それぞれの台は設定ごとにどのくらい出るか→出玉率・PAYOUTが決まっています。
このことを機械割といいます。
仮に、台に100枚メダルを投入(IN枚数)して100枚返ってきた(OUT枚数)らIN枚数100枚が100%返ってきたので機械割は100%になります。
つまり機械割とは投入したメダルが何%戻ってくるかの目安だと覚えてください。
スロットは基本的に1ゲーム回すのにメダルが3枚必要になるので1日8000G回したらIN枚数は24000枚です(これは自分が実際に投入したメダルの枚数ではありません。回転数を元に考えます)。
これが機械割100%の台だとOUT枚数が24000枚でプラマイ0でチャラです。
110%の台だとOUT枚数は26400枚になりプラス2400枚になります。
台ごとの機械割から期待出玉を計算する場合は
になります。
機械割115%の台を5000回転回した場合の期待出玉は
(115-100)×5000×3÷100=2250枚
になります。
機械割96%の台を7000回転回した場合の期待出玉は
(96-100)×7000×3÷100=-840枚
になります。
このように機械割から、その台の回した回転数に対する期待出玉を計算出来るわけです。
設定狙いをする上で機械割のことを理解することは必須です。
ただし機械割というのはあくまでも目安です。
メーカーが何十万何百万と試行したときにその数値に収まっていくように設計しているだけなので、1日単位ではその数値通りに出ないことも多々あります。
またその数値のブレ幅も機種ごとに異なります。
アナザーゴッドハーデスの設定1の機械割は97.2%でニューアイムジャグラーの設定2の機械割は97.8%と数値的にはほぼ同じです。
期待出玉は8000回転回した場合、ハーデスがー672枚、ジャグラーがー528枚です。
しかしながらハーデスは設定1でも+12000枚出たり、右肩下がりでー5000枚なんてグラフを目にすることもありますが、ジャグラーの設定2でそのようなグラフを目撃することはまれです。
またハーデスに比べて穏やかなジャグラーでも、3000回転で3000枚出た後3000回転でさらに3000枚出ることもあれば、逆に3000枚のまれることもありえます。
このように機械割とは1日単位では上にも下にも大きくぶれるものなので、1日の収支に関しては機械割通りとはいかないものです。
1日単位では多種多様な出玉曲線を描きますが、膨大な数の試行を繰り返していけばそれぞれの機械割の値に近づいていくことを理解するべきです。
つまり、打てば打つほどその機械割通りの出玉に結果的に収束していくものなので
スロットで勝つためには高い機械割の台を打つ!
これが全てであると言っても過言ではないです。
補足ですが、メーカー発表の機械割は時として実践値の機械割と異なる場合があります。
設定6の機械割がメーカー発表では110%だったのに実際全国で稼働している台のデータを集計したら106%だったなんてこともあります。
ありますが、メーカー発表より下がることはあっても上がることほぼ無いことも覚えておいて下さい。
に続きます。