元専業者の昔話

「さ・・さむい・・」極寒の下、初めて徹夜で並んだ日~そして人の優しさに触れる

どうも、管理人のテツです。

いやぁ~すっかり寒くなりましたね。幸い管理人の近所のホールは抽選入場ですのでいいですが、並び順入場の地域の方は一苦労かと思います(そうはいっても以前書いたように、管理人最近めっきり稼働しておりませんので関係ないのですがね)。

激熱イベントともなると並びは数百人、この寒空の中徹夜で並んでいるという方もいらっしゃるんでしょうね・・・ご苦労様です。

近年徹夜で並ぶなんて考えられなくなった管理人ですが、その昔はよく並んでおりました(若さですね)。

今回はそんな真冬の寒空の下、徹夜で並んだ昔話のひとつをお話しようかと思います。

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寒空の下で

今から15年前、管理人がスロットを始めて間もない頃。なんとなく勝ち方もわかってきて(気がしていただけ)、適当にイベントを攻めているだけでそれなりに勝っていた時代。4号機中盤、猛獣王・アラジンAなんかのAT機が人気だった頃ですね。

当時都内で稼働していた私は、某スロット専門店のイベントに徹夜で並ぶことにしました。

その店は当時としては珍しく平常営業ではイベントを行わず、ある特定日がだけがイベントという店でした。この店スロット専門店なので総台数100程度の小規模店で、その特定日のイベントには開店前には総台数を上回る人数が並ぶことも。

もちろん優良店ではあったんですが、それだけならわざわざ徹夜で並ぶこともないわけで、お目当てはイベント時に用意される朝一7揃いの台。その数台用意される7揃いの台は今までの傾向から見ると確実に高設定だという情報を得て、私はスロ仲間3人で徹夜の並びを決行することに。

冒頭で述べたようにスロットを始めて間もなく、開店前から並ぶと言っても早くても1~2時間前がいいとこ。流石に徹夜で並んだことはありませんでした。ですから真冬に徹夜で並ぶというのがわかっていませんでしたね。

並び

とりあえずいつものように閉店まで稼働した私は、徹夜で並ぶ仲間と合流し飯を食べながら明日の作戦会議。話し合いの結果、夜中の1時前から並ぶことに(後の様々なイベントを経験した私なら、本当に熱い台があり並べば取れる状況なら閉店直後から並んだでしょうが、この時はこれでも相当頑張ったつもり)。

その後、カラオケに行って酒を飲みながら時間を潰し、気がつけば時間は夜中の1時前。予定通り私たち3人はその店の前に並ぶことに。幸いにして私たちが先頭でした(完全にレジャー気分です)。

ですが先ほども言ったようにわかっていなかったんですね、徹夜で真冬に並ぶという事が・・・。

都内で稼働していたので普段から防寒対策、というか普通にコートにマフラーなどをそれなりの厚着で行動していました。別にそれで十分だと思っていたんですよね、実際に並んでみるまでは・・・。

まず、この店はアーケード街にあったんですが意外に風が吹き抜けていて寒い。閉店直後と夜中ではそもそも気温が違う。座って動かないと余計に寒い。地べたに直接座るとケツガツメタイ。

真冬の夜の寒さを舐めていたことを後悔。

人の優しさに触れる

そんな寒さに震える私たちだったんですが、並び始めて2時間、夜中の3時にとうとう私たちの後に並びに来る人たちが現れました。その人たちも同じように3人組。年の頃は当時の私たちより4~5歳上といった感じ。

「何時から並んでるの?」「何狙ってるの?」といった当たり障りのない会話をしていたんですが、寒空の下並び始めて2時間半、想像以上の寒さに私たちは限界が近づいていました。

そんな中3人組の一人がちょっとコンビニに行ってくると列を抜け(私たち6人しかいないんですが)、なにやら色々と買い込んで帰ってきました。

その買ってきた商品の中には温かいコーヒーもあり、見ず知らずの私たちに差し入れてくれる優しさ!それだけでも今まであまり並んだことも無く、並び中に他の人と交流するような経験も皆無に等しかった私からすると大変うれしい出来事だったんですが、それだけではありませんでした。

買ってきた商品の中にはゴミ出しに使う透明なポリ袋があり、「こうすれば暖かいから♪」と袋に穴をあけそこから頭を通してすっぽり被るといった雨がっぱのような使い方(今風にいうとポンチョといったほうがいいのかな)を実演して、「やってみな!」と私たちにポリ袋を渡してくれました(笑)。

最初は「えっ!?」って戸惑ったんですが、実際にやってみると凄い暖かかったですね。風も通しませんし!並んでいて寒さに耐えられなくなったら試してみて下さい(笑)。まぁ最初からもっと防寒対策をしておけばいいだけなんですが。(;´・ω・)

並び中に衝撃の話が・・・

そんなやり取りもあってかすっかり私たち6人は打ち解け、防寒対策により寒さも和らいだこともあり、「普段何を打っているか?」とか「今まで打った機種で一番好きなのは?」といった、スロ好きによる楽しいスロット談義に華を咲かせました。

その時の話で印象的だったことがあります。当ブログ内の記事で私のスロットの思い出を綴った『其の弐 スロットLOVE』でも語っているように、当時の私たちは皆ハナビが大好きだったんですが、如何せん攻略誌等をあまり読んでいなかったのと、そもそもハナビが既に古かったこともあり、皆自力で攻略していったんですね。今のようにネットもありませんから、仲間内独自で発展した、完全に内輪ネタも多かった時代でした。

5号機のハナビでも同じなのでわかる人も多いと思うのですが、DDTで消化している時、右リールに上から「バー・リプレイ・ドンちゃん」が止まると斜め氷否定でボーナスなので激熱ですよね!

この当時もこの話で盛り上がったんですが、この右リール「バー・リプレイ・ドンちゃん」の呼び方、ガイドなどの影響で一般的には「ノリオ」と呼ばれていました。これは「暖簾・リプレイ・俺」の頭文字を取っているんですが、当時の仲間内ではこれをまんま「バリドン」と呼んでいたんですね(笑)。結構なカルチャーショックでした。( ̄▽ ̄;)

徹夜で並んだ結果は?

そんな感じで楽しく時間を潰し、気がつけば開店の時間。先頭に並んでいた私は開店と共に店内に入ると、急いで7揃いの台を探しました。

しかし入ってすぐのAT機のコーナーにパッと目につく7揃いがありません(赤7で揃っているような台のこと)。少し焦ったのですが、その中で一応7揃いの台をなんとか見つけて確保。

一応と言ったのはこれが猛獣王の7揃いだったからです。打ったことのある人ならわかると思うんですが、この台1枚がけで違う種類の7図柄なら1直線に揃える事が出来たんですね・・・。

結論から申し上げると、この7揃いは店の示唆でもなんでもありませんでした。

結局この日7で揃っていたのはこの猛獣王だけでして、他にはありませんでした。そうです!この日から7揃いのイベントが中止になっていたんです。(´・ω・`)

1台しかない時点で「これ違うんじゃないの?」と薄々気がついてはいたんですが、極寒の寒空の下、徹夜で耐えたうえで確保した一応7揃い台。7揃いイベントをやっていない可能性極大だとわかっていても、やはり未練がありまして・・・。

7万負けました♪

あとがき

判断が甘かったですね~。若さゆえの未熟さといいますか・・・。

結局昼過ぎくらいには私たち3人全員が負けて撤退していました(笑)。

徹夜で並んでいなかったらもっと冷静に判断できたんでしょうけど、今思い返してみればいい経験です。( *´艸`)

こういう他の要因が絡んで正常な判断が下せないというのは結構あると思います。

せっかく確保した新台だからとか、イベント対象機種だからとか。

あとから考えたら「なんであんなに追ってしまったんだろう・・・」とならないようにしたいですね。

今回は管理人が初めて徹夜でパチ屋に並んだお話でした。この日は惨敗したわけですが、これに懲りずにこの後も徹夜で幾度か並びました。中には、というよりどれも過酷だった思い出しかないんですが、またの機会にお話ししたいと思います♪

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